ベーシスト(Electric Bass, Wood Bass)/Voice/作曲/編曲/プロデュース)
1966年、東京生まれ。幼少期を香港で過ごし、音楽好きの両親の影響を受ける。
テレビで観たルイス・ジョンソンのチョッパー(スラップ)奏法に衝撃を受け、ベースを志す。
当初はベースを持っていなかったため、母親のガットギターの弦を4本に減らし、叩いて弾いていた。
高校時代、貸レコード店でのアルバイトを通じ、多くのレコードをこっそりカセットにダビングさせてもらい、
特にR&B、ソウル、ゴスペルのベースに強く影響を受ける。
大学のジャズ研究会の仲間とのつながりをきっかけに、
新宿PIT INNなど、ジャズ系ライブハウスを中心にセッション活動を開始し、徐々にプロとしての道を歩み始める。
ジョージ大塚氏、川端民生氏に師事。
1990年以降、サルサやサンバを演奏する南米音楽のライブハウスが増加する中、
青山にあった、プラッサ・オンゼ、サバス東京などに出演。
ブラジル音楽の色彩豊かで奥深い世界に深く傾倒していく。
ロベルト・メネスカル氏との出会いをきっかけに、
カルロス・リラ、アストラッド・ジルベルト、ワンダ・サー、ジョイス、イヴァン・リンスらが出演した、
1997年ボサノヴァ生誕40周年イベント「GET’S BOSSA NOVA」に参加。
多くの名曲が生まれた豊かな時代の話を、レジェンドたちから直接聞き、共演できたことは貴重な経験となった。
以降、ドリ・カイミ、ミュシャ、マルコス・ヴァーリ、エミリオ・サンチアゴ、フィロー・マシャードなど、
数多くのブラジル人アーティストの来日コンサートをサポート。
現在は、ブラジル音楽を中心に、ジャズ、ラテン、R&B、ソウル、ポップス、フラメンコなど
多岐にわたるジャンルのバンドで活動中。
これまでに、渡辺貞夫カルテット、渡辺香津美、カルロス菅野(熱帯ジャズ楽団)、渡辺真知子、玉置浩二、
CHAKA、島健、島田歌穂、柏木広樹、ケイコ・リー、古澤巌、マリーン、小野リサ、石塚隆充、マルセロ木村など、
数多くのコンサート、ライブ、ツアー、レコーディングに参加。
2008年、映画『ヤーチャイカ』に役者として友情出演。
(監督:谷川俊太郎/覚和歌子、主演:香川照之/尾野真知子)
現在の主な活動ユニット:
・CHAKAとのDUO「コチジャン」
・石塚隆充カルテット「INIMITABLE」
・中路英明「Obatala Segundo」
・塚山エリコ「POPPIN’4」
・Nobieバンド
・吉祥寺サムタイム「Happy Heats Club Band」